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2379話

「さて、ずっと黙っていた姜玲も、ようやく口を開いた。「上がってきて、ちょっと座って……」

「どうした?ようやく問い詰める気になったか?」

「違うよ!」姜玲は思わず手を伸ばして楚飛の腕を軽く叩いたが、その後少し躊躇った。「楚飛……本当にあなたなの?」

「どう思う?」楚飛は無邪気に両手を広げた。「どこが俺らしくないってんだ?」

「全部!全然違うよ!」姜玲はちょっと迷った後で、「でも、選べるなら、今のあなたの方がいいかな。だって、前のあなたはあまりにもバカだったんだもん!」

「……」

楚飛が意外に思ったのは、姜玲が予約した部屋がなんとツインルームだったことだ。これは……

おそらく楚飛の妙な視線に気づ...