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23話

「え?いや……そんな必要ないわよ!」そう言いながらも、張琳の心の中ではすでに抵抗する気持ちはなかった。自分にはもう隠すべき秘密などないことを知っていたからだ。あの細くて狭いTバックは何も隠せていない。とはいえ、女というものは表面上は少し矜持を装うものだ。

「張姉さん、実はマッサージオイルがあなたの下着を汚してしまうのが心配なんです。これって中々落ちにくいですし、それにあなたの下着、とてもセクシーで高級そうですし、汚してしまうのはもったいないかと」

「あら、じゃあいいわよ」理由や言い訳さえあれば、女性は往々にして安心するものだ。たとえその理由が相手の適当な言葉だとわかっていても……張琳は自ら...