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2275話

「楚飞?さっき誘導レールガンを操作したのは彼なのか?」

「そうだ、彼だよ!」

「ふむ、あの若造なかなかやるな!」

……

今回の突発的な戦闘は華夏之耀母艦が救援信号を受信したことがきっかけだった……

半月前、黄色人種が集住する北倫星が連邦軍に制圧された。幸い北倫星政府は事前に大型輸送艦に住民を乗せ、星全体の財産を持って脱出する計画を組んでいた。だがこの計画が何故か連邦に漏れ、彼らは艦隊を派遣して途中で輸送艦を迎撃しようとしていた。幸いにも北倫輸送艦の救援信号が華夏之耀母艦に届き、華夏之耀は直ちに輸送艦の前方へジャンプ。こうして何の予兆もなく戦闘が始まったのだった……

「いやいや!飛兄、お前...