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2172話

実は、アディン王に永生を与えた前後、楚飞はそれが何を意味するのか全く考えていなかった。その夜、カリン王妃たちを激しく抱きながらアディン王の「報告」を聞いていた時、突然気づいたのだ——今や彼こそがアディン王国の真の主人なのだと!

この感覚は不思議なものだった。元々何も考えていなかった時は、楚飞はアディンに対して特別な感情を持っていなかった。しかし一度この国が自分の私物になると……

それはまるで女性のようなものだ。元々自分のものでなければ、他人がどう弄ろうと関係ない。だが、その女性が自分の妻になったら、他の男に触れさせることができるだろうか?させるはずがない!!

だが一国はただの女性とは比べ...