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2077話

おそらくこれが、ミランダがいつも侵すべからざる聖女の姿を保っていた理由だろう。結局のところ、この力の存在が原因だったのだ！だが楚飛が最も不思議に思ったのは、彼がその存在に気づいた途端、その力が逃げ出そうとしたことだった。

しかし、混沌の前では、そんな小さな力が逃れられるはずもない。楚飛は躊躇なくその力を遮断し、一気に吞み込んだ…

案の定、その聖なる力が楚飛に吞まれると、ミランダの身体が肉眼で見えるほどの速さで「正常に戻り」始めた。彼女の肌は、これまでの玉のように完璧な柔らかさを急速に失い、磁器のような輝きも消えていった。依然として柔らかいものの、それは普通の女の子程度でしかなく、さらに豊か...