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2071話

「あなたはどうして私の聖器が大きいと知っているの?」

「それは……それは……」

ミランダの顔がまた赤くなり、首筋まで真っ赤に染まった。「私は正式な聖女という身分なので、退位するまでは教会の誰も私に手出しできないの。でも、私の側にいる二人の身代わり聖女たちは、私ほどの地位がないわ。教会内の一般の人は彼女たちに手を出す勇気はないけど、光明教皇や彼の息子の大執事は……何度も彼女たちを訪ねてきたわ。私は彼女たちとずっと一緒に住んでいたから、こっそり彼らのを見てしまったの。あなたのと比べると、本当に小さかったわ」

「光明教皇だって??」楚飛は非常に驚いた表情を見せた。この一見無害に見える老人が、まさ...