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1980話

「そうよね、楚飞がカッコいいって言うのは大体女子だけよね。男子たちは知らん顔して、『ちっ、こいつ弱そうじゃん。全然悪魔に見えないし...夏琳、こいつと一回戦ってもいい?』なんて言うわ」

一戦?楚飞は思わず固まった。おいおい!俺はやっと来たばかりで、まだ体も回復してないのに、人と戦えっていうのか?しかもこいつら一目で戦士だってわかるじゃないか。筋肉ムキムキで、見せつけてるようなものだし...

「戦いたければ勝手にすれば?でも、あなたたちが怪我したとしても、私は一切責任取らないわよ!」

楚飞が少し意外に思ったのは、外出中の夏琳が家にいる時と全く別人のようだったことだ。というより、家を出た瞬間か...