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1740話

しかし、この決定はやや性急だったかもしれない。学生たちが入浴を終えた後、次は基地内の武装警察隊員たちの番だった。彼らも普段はここでしか入浴できないのだが、今回は学生たちに譲ることになり、消灯後にようやく彼らの番が回ってくるという具合だった。そのため、楚飛はさらに一時間近く待たなければならなかった。新入生たちが興奮した「議論」を終え、徐々に眠りについた後、ようやく浴場の方も静かになってきた。楚飛はそっと立ち上がり、自分の物を手に取ってその方向へ歩き出した……

しかし楚飛はこの時、基地内で同じことを考えていたのは自分だけではないことに気づいていなかった。楚飛が全裸でシャワーを浴びている時、突然誰...