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1516話

玉虚峰、玉珠峰は年中雪に覆われ、山間には雲霧が漂っている。崑崙河の北岸に位置する崑崙泉は、崑崙山で最大の凍らない泉だ。「崑崙六月雪」という奇観を形成し、水量が豊かで安定している。伝説によれば、西王母が瓊浆玉液を醸造するための泉水だという……

さらに崑崙山は黄河の源でもあり、黄河は中華民族の母なる川である。そのため有史以来、崑崙山はあらゆる記録の中で崇高な位置を占めてきた。天界とかつてそれほど近かったことから、修真や仙道の正統が崑崙山に根付いたのも不思議ではない。天下の道統は崑崙を尊び、崑崙仙境は道家正統の万年にわたる精華の伝承なのだ……第五洞天でさえ楚飛を驚嘆させたのに、崑崙仙境はどうだろう...