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1483話

「ふん!!」

理由を知った李氷は、たちまち可愛らしく鼻を鳴らすと、楚飛を睨みつけた。「あの子だけが女だっていうの?私は違うの?どうしてあの子を選んで……しかもみんなの前であんなことするなんて、本当に恥ずかしすぎるわ!!」

「もちろん君も女さ、それも僕の大切な宝物だよ。でもあんな場所で君の初めてを奪うわけにはいかないだろう?」楚飛は愛おしそうに李氷の頭を抱き寄せた。「君を大事にしているからこそ、君には手を出さなかったんだ。どうせ彼女は僕の女じゃないし、責任を取る必要もない……だからどう遊んでも構わないんだ!」

なに、なに……構わない!李氷は口では強がっていたものの、心の中はいきなり甘く溶けは...