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124話

「止めろ!彼女を殺すな!」数人の女性警備員たちは魂も抜けんばかりに恐怖に震えていた。この男は一体何者なのか。不気味な身のこなしも恐ろしいが、こんな些細なことで人を殺そうとするなんて。

「ふん!殺す?それじゃあ彼女には楽すぎるというものだ」楚飛は冷ややかに鼻を鳴らすと、手に持った短刀を軽く下へ滑らせた。たちまち蘇瑞の胸元にぴったりと張り付いたベストが真っ二つに裂け、中の黒いブラジャーが丸ごと露わになった。だが楚飛はそこで止めず、短刀を再び返して一閃させると、黒いブラジャーも真ん中から裂け、蘇瑞の豊かな双丘が空気の中に晒されることとなった。

「きゃああ!!!」この瞬間、蘇瑞だけでなく、周囲の女...