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12話

時間とは残酷な屠殺の刃であり、現実は最も無情な悪魔だ。かつての美しい思い出の数々は、風とともに完全に消え去ってしまった。

そっと近づいた楚飛は、何詩詩の白く柔らかなお尻を軽く叩いてから、彼女のショーツを引き上げてやった。「詩詩、俺はお前とそういうことをするつもりじゃなかったんだ……」

「大丈夫よ、いとこ!」何詩詩は振り返って微笑んだ。「外でそういう女の人を探さないで。あの人たちは不潔だし、お金もべらぼうに高いわ……私たちは親戚同士だけど、結婚して子供を作るわけじゃないし。いとこが欲しくなったら、詩詩はいつでも付き合ってあげるわ。終わったら何か食べさせてくれるだけでいいの。私の体が不潔だと思...