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117話

「小蔺、あなたの弟子の手つきはなかなか本格的ね!!」

「うん、毎回あなたに揉んでもらうと気持ちいいわね、小蔺。まさか弟子の教え方もそんなに上手いなんて……」段蔺の施術を受けている貴婦人が会話を楽しみながらリラックスしていたその時、隣で淑玉と呼ばれる女性が、それまでの小さな呻き声とは打って変わって突然大きな悲鳴を上げ、二人を驚かせた。

「うっ……あ、ああっ!!死んじゃいそう!」

「淑玉、どうしたの?」

「お姉さま、大丈夫……ただ……すごく気持ちいいの!」淑玉が顔を向けると、その顔はすでに真っ赤に染まり、眉目の間には春の気配が漂っていた。まるであの感じ……

楚飞は真面目な顔でマッサージを...