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61話

林隽は彼にベッドの上へ引っ張られ、小声で言った。「ご主人様がベッドの端に伏せろと言ったのに、床に跪くなとも言われて…」

「枕を持ってくればいいじゃないか。そんな姿勢じゃ、五発も打てば床に転がり落ちるぞ」

林隽はベッドに伏せたまま、その言葉を聞いて枕を取ろうと体を起こしかけたが、沈知辞にぐっと押さえつけられた。「いい、そのままでいろ」

彼がそう言うとベッドに上がり、林隽の隣に座って尻の状態を確認し始めた。

林隽はベッドがわずかに沈むのを感じ、心が落ち着いたのもつかの間、お尻が沈知辞に研究対象のように撫でられた。以前の叩かれたり揉まれたりするのとは違い、この視線の下での検分は恥ずかしくてた...