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332話

「全部イラのせいよ」沈知辞は眉をしかめ、慎重に林隽の体を拭いてから、彼を部屋に抱き戻り、丁寧に薬を塗った。

「床に寝なくてもいいですか」林隽はまだ嘘をついた罪悪感に浸っていたが、今日は本当に怖い思いをして、もう床で寝たくなかった。「あるいは明日からでも」

「ベッドで寝なさい」沈知辞は布団を広げ、彼にかけた。「君を疑ったのは私が悪かった。私がソファーで寝るよ」

そう言うと、彼はもう一組の布団を抱えて外へ向かった。

沈知辞がソファーに横になったばかりのところへ、林隽が布団を抱え、足を引きずりながらついてきた。ソファーの横でちょっと様子を見て、二組の布団が収まらないと判断すると、なんと布団を...