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23話

「いいだろう」沈知辞は足を伸ばした。「射精するなと言っただろう。だから今、これを舐めとれ」

精液は沈知辞の膝の横に付いていた。林隽は沈知辞の左側に這い寄り、一瞬どう口をつければいいのか戸惑った。

三十分前なら、間違いなく最初の反応は拒否だっただろう。こういうことをするのは嫌ではなく、むしろ少し好きだと感じていても、頭の中では弦が張り詰めたように、どうしても緩めようとはしなかった。

だが今、調教が進んだ今、彼は自分が沈知辞にまた懲らしめられるのを恐れているのか、それとも自分の本心に従っているのか分からなかった。抵抗する気持ちがまったく湧いてこなかった。

相手のズボンは濃い色で、自分の精液...