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646話

その瞬間、私にはもう躊躇いなどなかった。張先生の手をぐっと掴むと、彼女の唇に激しくキスをした。

試しに手を伸ばして張先生の腰に回すと、私の手が彼女の腰に触れた瞬間、張先生はわずかに身体を震わせただけで、特に抵抗はしなかった。

これを見て心の中で思わず喜びがこみ上げた。抵抗しないのなら、つけ込むしかない。私は彼女の背中を手で撫で回し始めた。私の動きに合わせて、張先生の体はどんどん赤くなり、わずかに熱を帯びているようだった。私はずっと張先生の襟元、その前にある眩しい谷間に目を奪われていた。

思わず我を忘れそうになった時、張先生が突然顔を向け、うっとりとした目で言った。「陸君、体が熱いわ」

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