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618話

「もし機会があったら、部屋に連れ込んでやりたいな。どれだけ気持ちいいだろう!」

だから、通り過ぎる女の子たちを見るとき、もはや体つきだけじゃなく、顔もじっくり見るようにした。そのせいで何人かの女の子と目が合ってしまい、思わず気まずくなった。女の子たちは恥ずかしさで顔を真っ赤にしていた。

でも、今は彼女たちが心の中で私を罵っているとは思わない。

昨日、李薇のところで知ったんだ。女の子たち全員が私が彼女たちを見ていることを知っているらしい。自分では上手く隠しているつもりだったのに。なら、もう隠す必要もないだろう。

前は気が引けて見られなかったけど、今ではじっと見つめるようになった。よだれが出...