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435話

「義母さん!目を覚まして!あれはあなたの夫じゃない!」門の外で、劉雪は自分の夫が義母の体を撫でている光景を見て、心が砕け散った。胸が張り裂けんばかりに叫び続けた。

だが厚い壁に阻まれ、中にいる二人には何も聞こえていなかった。

たとえ聞こえたとしても、薬の効果に抗うことなど不可能だったろう。

「無駄な努力だ」郭開はえんどう豆のような小さな目に淫らな光を宿し、下卑た笑みを浮かべて言った。「あの薬の味を知らないのか?無駄だよ!お前たち女どもをただ発情させるだけだ。男に満足させられなければ正気には戻れない!」

「義母さん...老陸...」劉雪の目から涙がこぼれ落ちた。彼女には何もできず、ただ中で...