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1169話

気分がよくなり、誰にも断らず、小さな杯を一杯また一杯と飲み続け、やがて何も感じなくなった!

どれくらい時間が経ったのだろう、梅子が私を呼ぶ声が聞こえ、目を開けた。

自分はベッドに横たわっていて、梅子が隣に座っていた。

ごろりと起き上がると、外はもう暗くなっていた。

「金水、やっと目が覚めたの!」梅子は眉をひそめた。「何度も呼んだのよ」

「ちょっと飲みすぎたかな!」

「飲みすぎたんじゃなくて、飲み過ぎすぎたのよ!」

「頭がまだ本当にぐるぐるするよ!今何時?」

「夕食ももうすぐ終わるところよ!」

「えっ、そんなに遅いの?お父さんとお母さんは?」

「とっくに帰ったわ!」

「ごめん」私は舌を少し出した...