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1105話

「この身体を手に入れたら、心も遠くないだろうな?」

私はゆっくりと外に出た。

朝食を済ませた後、庭で梅子にツボの位置を教えることにした。

この機会に、また彼女の整った顔を存分に触らせてもらった。

そのとき、母が野菜を一籠提げて外から戻ってきた。

私たち二人を見て、母は笑みを浮かべた。

「梅子や、金水はね、他に取り柄はないけど、このマッサージだけは一級品だよ。しっかり学んでおくんだよ。将来は一緒に兄嫁の店でお金を稼げるからね!」

「わかりました、お母さん!」

梅子は甘えた声で返事をした。

彼女はきっと、私を手に入れたら逃げ出そうと考えているんだろう!夢見がいいね!

「お母さん、手伝いましょうか?...