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31話

陸儼の感情はたちまち制御を失った。彼は激しく身をよじり、絶望に裏打ちされた嗄れた声は、自分でも抑えられない情欲を滲ませていた。「出て行け!!──」

元々力の強い陸儼が全力で抵抗したため、情欲に溺れていた葉少東は押さえつけるのに苦労した。

だが陸儼が必死に振り払おうとして全身の筋肉を緊張させると、元々温かく蕩けるような柔らかい通路が、主の無意識の動きで急に締め付けられた。その体の主が身をよじる動きが、体内の性器の動きに絶妙に合わさり、きつく包み込んで擦れる感覚に、長い間陸儼を弄んできた欲望がついに満たされた。灼熱の液体が陸儼の体の奥深くに注ぎ込まれ、ベッドでまだ必死にもがいていた男は、その熱...