奪い取る愛

127話

「例えば──私には分からない、こんなに長い間、陸俨、あなたは私に対して、昔の恨み以外に、ほんの少しでも何か感情があるのかどうか？」

その問いに陸俨の体が一瞬硬直した。ちょうど陸俨の柔らかな通路に自分を埋めようとしていた葉少東は、彼が無意識に括約筋を締め付け、ようやく頭部だけ入ったばかりの自分を軽く痛めたのを明らかに感じた。それから葉少東は、この男がゆっくりと再び顔を向け、目を開けるのを見つめた。情欲に霞んだ瞳が彼をじっと見つめていた。あの深遠な眼差しは、静かで落ち着いていながらも、まるですべての障壁を突き抜け、直接葉少東の血肉に突き刺さるようだった……

その瞬間、何も恐れない葉三少は、突然次...