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878話

「ここは俺たちの根幹だ。もし誰かに手を加えられたら、その結果は想像を絶するものになる」

裴佳媛は唇を噛んだ。

劉名揚は裴佳媛を抱き寄せ、無理に笑いながら言った。「姉さん、俺はただ省都に行くだけなのに、そんなに心配することないじゃないか」

裴佳媛は劉名揚の胸に顔を埋めたまま、体を震わせ始めた。

劉名揚は困ったように言った。「姉さん、向こうの用事を済ませたら、すぐに戻ってくるよ、いいだろう？」

裴佳媛はようやく頷いたが、劉名揚を抱きしめる両手は離そうとしなかった。

「パパ、私もパパに行ってほしくない」青青は劉名揚の足にしがみついた。

劉名揚は青青の手を取り、笑いながら言った。「いい子だな、パパも離...