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65話

劉名揚は恥ずかしさで顔を赤らめながら、その場を離れようとした矢先、トイレから程萌萌の悲鳴が聞こえてきた。

慌てて扉を開けると、程萌萌が顔面蒼白になって床に膝をついている姿が目に入った。

急いで彼女を支え起こそうとした劉名揚だったが、途端に顔から耳まで真っ赤になってしまった。

程萌萌は両手でジーンズのウエストを掴んでいたが、まだ上げきれておらず、見てはいけないものが見えてしまったのだ。

劉名揚は片手で程萌萌の腰を支えながら、慌てて顔を背けた。

程萌萌はもう恥ずかしさで死にそうだった。用を足し終えて立ち上がりズボンを上げようとしたとき、怪我をした足に力を入れたとたん激痛が走り、脚に力が入...