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446話

裴佳媛の姿を見た刘名扬の全身が、一気に熱くなった。

彼は勢いよく裴佳媛の上着をめくり上げ、下着を脱がそうとした瞬間、裴佳媛が手を伸ばして刘名扬の手を押さえた。「名扬、ここじゃダメ。スイートルームに行きましょう」

刘名扬の頭の中が「ぐわん」と鳴り、嬉しさのあまり何が何だか分からなくなった。

彼は裴佳媛に手を引かれてスイートルームへ向かい、ドアを閉めた。

「いいわ、自分でするから」裴佳媛は恥じらいながら言い、ゆっくりと身体を回した。

彼女の上着がゆっくりと滑り落ち、続いてスカートも。刘名扬の呼吸は急になっていった。

彼は我慢できずに裴佳媛を抱きしめた。

裴佳媛の体がびくりと硬直したが、すぐにゆっく...