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370話

その温かな肌は弾力があり、滑らかで、劉名揚は裴佳媛が触れた場所が熱く火照るのを感じた。

横を向いて見ると、目が飛び出るほど驚いた。

裴佳媛は体を横向きにして青青を抱きしめており、大部分が露わになっていた。

劉名揚はごくりと唾を飲み込み、全身が熱くなるのを感じた。

思わず手を伸ばし、そっとその丸みに触れてみた。

裴佳媛はすぐに目を開け、反射的に劉名揚の手を軽く押しのけた。「姉さん」と劉名揚がかすれた声で呼ぶと、その一言だけで裴佳媛はまるで魔法にかけられたように全身の力が抜け、次第に抵抗をやめていった。

劉名揚はもう我慢できず、裴佳媛に覆いかぶさろうとしたが、青青のことを忘れていた。

彼が起き上が...