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2451話

「ピュッ、ガシャン……」70メートル先のビルの窓ガラスが、射撃によって粉々に砕け散った。

劉名揚は目を丸くして呆然とした。

背後で劉大偉が笑いながら言った。「どうだ、兄弟、すごいだろう!」

「でけぇ…」劉名揚は質問とはまったく関係ない返事をした。

劉大偉は不思議そうに窓に身を乗り出し、劉名揚の視線の先を見た。そして一瞬で彼の言葉の意味を理解した。

劉名揚が今撃ち砕いたガラスは、すりガラスだった。その向こうは、なんと他人の家の浴室だったのだ。その部屋では、豊満な女性が入浴中で、ガラスが砕けたことで、その女性の豊満な身体が劉名揚の目の前に一気にさらされてしまった。

女性はしばらく呆然としたあと、よ...