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2367話

「喜んで喜んで!命を助けてもらえるだけじゃなく、成兄の借りも返せて、おまけに気持ちよくなれるなんて、こんな美味しい話はねえよ!」

その男は興奮した声で叫ぶと、すぐに甘秋心に向かって迫っていった。

甘秋心の目には冷たい光が宿り、その男をじっと睨みつけながら冷ややかな声で言った。「今日、私に触れたら、あなたの死体は二度と見つからないわ」

男はすでにダウンジャケットを脱ぎ捨て、甘秋心を見つめながら淡々と言った。「死ぬのも怖くねえのに、死んだ後の埋め場所なんか気にするか?」

そう言いながら、彼はすでに甘秋心の前に立ち、彼女を地面に押し倒すと、手を伸ばして彼女のダウンジャケットのジッパーを開けた...