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1677話

彼は壁にもたれかかり、頭の中が「ぶんぶん」と鳴り響いていた。耳元には医者の残酷な言葉が繰り返し響いている。子供は白血病かもしれない、子供は白血病かもしれない……

劉名揚は自分の喉が誰かに掴まれているかのように、息すら満足に吸えないような感覚に襲われていた。

青青は白血病で、今は症状が安定しているだけ。いつ発作が起きるかは天のみぞ知る。

裴佳媛は今どこにいるのか、生死さえ分からない。

二人の愛の結晶である小佳名が本当に白血病を患ったとしたら……

劉名揚はそれ以上考えることができなかった。

彼の体は壁に沿って、ゆっくりと滑り落ちていった。両手で頭を抱え、指を髪の中に深く差し込み、引っ張り続...