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995話

「まあ、兄貴がそこまで自信があるなら、様子を見させてもらうよ。良くなるならそれに越したことはないし、もし良くならないなら、俺は単に新しい協力者を見つければいいだけのことだ。どうせ俺たちの付き合いはそう長くないしな。俺のことを信用してないのも、無理はないだろう」

言いたくないからといって、俺が知る手段がないわけじゃない！

俺は王有権のところから直接出てきた。どんなに引き留められても振り返りもしなかった。ここまでやっておいて、まだ俺を馬鹿だと思っているのか、何も見抜けないとでも？

「王有権がお前を狙っている。今、奴の部下が俺を疑って計画を話さなくなった。気をつけろ」俺はジョンに電話をかけ、こち...