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955話

私はじっと座ったままでいた。劉衛士は私を一瞥すると、私の後ろに立ち、微動だにせず、依然として恥ずかしそうな表情を浮かべていた。さきほど王有権があの女の子に対して行った卑劣な行為など見なかったかのように。

むしろ王有権が連れてきたボディガードの方が、ニヤニヤと笑い出した。「ボス、あのロブスター食べたいっす!」

彼は女性の太ももの付け根に置かれた大きなロブスターを指さし、不敵に笑った。一見まともに見えた顔立ちが、たちまち吐き気を催すほど不快なものに変わった。

私は目を伏せた。

王有権は大声で笑うと、女性の太ももを無造作に開き、ロブスターのハサミを持ち上げて、わざとらしく彼女の秘部をつついた...