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954話

「ハハハ、どうだ、今日は豪華な食事をご馳走するぞ!」

私が一瞬固まっていると、王有権は満足げに笑い、私の肩を叩くと引っ張って食卓の前に座らせた。美女の体の真ん中の部分に座り、手を伸ばせば上では彼女の胸元に置かれた料理が、下では彼女の膝裏にあるデザートが取れる位置だった。

「これが…お前が用意してくれた豪華な食事なのか?」

聞いたことはあった。一部の変態的な食卓では、このように女性が存在し、自分の体を他人の食器として使うことがあると。だが、実際に目の当たりにするのは初めてだった。

「なんだ、気に入らないのか?」

王有権は揶揄するような目で私を見ながら、女性の柔らかな部分に乗せられていたサーモンス...