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824話

「白姵のことや白おばさんのことが気になって、学部長とくだらない話をする気にもなれなかった。言うべきことを言い終えたら、すぐに立ち去った。学部長は私を追いかけてきて、周りの学生たちの視線が彼女に集中してしまった。

家に戻ると、私はすぐに二階へ向かった。

白おばさんの部屋のドアは鍵がかかっておらず、押し開けて入ると、白おばさんが白姵を抱きしめ、二人とも涙で顔をぐしゃぐしゃにして、泣き疲れて眠っている姿が目に入った。

私は自分の頬を強く叩いた。私さえいなければ、彼女たちはこんなに苦しむことはなかったのだ。

「畜生め！」自分自身を強く罵った。ベッドに近づき、二人が安らかに眠る姿を見ていると、胸が締め...