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771話

私が横になって資料を見ているのを指さして、彼女は威厳を持って言った。

「ん?」資料から顔を上げて婉児を見ると、彼女の引き締まった柔らかさが空気の中でわずかに揺れていた。白玉のような柔らかな先端にはピンク色のルビーがはめ込まれ、この豊満な一対こそが、人の手を離せず、目を逸らせない魅力の源だった。

ようやく分かった。ジョンがなぜ何年もの間、婉児さんに心を奪われ続けてきたのか。この体は、一生愛し続けても飽きることはないだろう。

「私が上になるって言ってるの」

彼女が近づいてきて、私のスーツの内側からネクタイを掴み、一気に引っ張った。私は不意を突かれて彼女の胸元に顔を埋め、口の中に小さな突起が押し込ま...