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753話

「泣いてるのか?」

私は驚いた。あの夜、彼女はあんなに情熱的で、あんなに官能的だったのに、今日はどうしてこんなに恥じらい、純真になっているのだろう。もしかして、あの夜は暗すぎて、彼女は私をジョンと間違えたのか?

いや、あり得ない。彼女とジョンの関係はあんなにぎくしゃくしていて、ジョンを彼女の人生から完全に排除するほどだった。彼女がジョンにこんな甘い態度を見せるはずがない。じゃあ、一体何が問題なんだ?

私は無意識に指を動かし始めた。あの温かい通路を強く掻き回すと、たちまち愛液が溢れ、私の指に沿って流れ出した。私の手のひらは彼女のもので濡れていた。

「出て行って!出て行きなさい!」

彼女の体は力な...