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684話

「帰るべきか、それとも、ここで一晩過ごすべきか?」

意識を失った黎秘書を見ながら、私は首を傾げて考えた。この女は蛇をあんなに怖がっているのだ。やはりここで彼女に付き添っておくべきだろう。でなければ、彼女が蛇の夢でも見たらどうするのか?

やはり、残っておこう。

ふふ。

彼女一人を置いていくなんて、男としての風格に欠けるというものだ。

靴を脱ぎ、服を脱いで、ベッドに飛び乗り布団をめくると、そのまま横になった。彼女の左側に、素裸のまま、硬くそそり立った自分のモノを突き出しながら、体を横にして、お姉さんを抱きしめた。

彼女の服を脱がすと、小さな声で唸り、非常に不快そうだった。意識がないにもかかわら...