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66話

「うっ、やめて、もらしそう…」

白叔母が呻き始めた。顔中が紅潮し、その美しさに思わず彼女の上で死んでしまいたいほどだった。衝動に駆られ、私は思い切り歯を立て、彼女の唇を噛み破った。鮮やかな血の一筋が、私のキスで赤く腫れ上がった唇の端からゆっくりと滴り落ちていく。

喉が締まる感覚。素早く舌を這わせ、彼女の唇の端にある温もりを一舐めで全て飲み込んだ。

「王昊？！」

白叔母は顔を上げ、下半身が露わになったまま、全身に安心感がないようだった。彼女は両手で自ら私の腕を抱き、目の奥に決意の色が浮かぶ。

「本当に欲しいの？」

彼女の熱い吐息が私の耳の後ろに吹きかかり、柔らかな唇が首筋に触れる。その痺れ...