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32話

「何様のつもりなの？」

「何様だって？私は校長だぞ。もし承諾しなければ、この子を学校から消してやる。よく考えろ。私の力をもってすれば、この街のどの学校にも入れなくすることもできるんだ。信じるか信じないかは、お前次第だがな」

校長が白瑩を脅しているのが聞こえた！

怒りで全身が震えた。さっきから気づいていたんだ。あの男が白瑩を見る目つきが、全然普通じゃない。いつも色っぽい視線を向けていた。やはり、あいつは白瑩に下心があったんだ！！

「そんなことして、私の母に言われたら困るんじゃないですか？校長先生、よく考えてください。あなたがどれだけ力を持っていようと、私はそう簡単に屈する人間じゃありません。こん...