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189話

「程雪莉のだ、ピンク色の」

私は魔の手を伸ばし、覆いかぶさるように手を添えた。掌の中には柔らかな肉体が満ちている。ぎっしりと、温かく、水を入れた風船よりも柔らかく、より豊かで、手放したくないほどだった。

指を動かし、彼女の柔らかさをしっかりと掴み、様々な形に変えていく。彼女のそれは、まるで可愛いおもちゃのように、私の手の中で様々な形、様々な姿に変わっていった。

「白武成、お前が触れたことのないものが、今俺の手の中にある」

この前、二人の間の小さな動きを見た。彼は程雪莉の胸に手を伸ばしたが、それほど過激な行動に出る前に警備員に邪魔されてしまった。彼はおそらく、私のように彼女の胸を心ゆくまで触れる...