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177話

「私は高校生ではあるけれど、体格は良く、少しの間、散打と逮捕術を習っていたから、筋肉はもう隆々としている。だから、顔にはまだ幼さが残っているとはいえ、大学生だと言っても、誰も疑わないだろう。

だから、自信満々に中に入った。もともと白おばさんは私に敵の内部に入り込んで破壊工作をするよう頼んだのだ。今、このチャンスが目の前に転がり込んできたのに、大切にしないわけがない。

「おやおや、程雪莉、どこから学生を拾ってきたの?これがあなたの言ってた彼氏?随分と重い口味ね。毛も生え揃ってないのに、あなたのベッドでの欲求を満たせるのかしら」

程雪莉が私を紹介する前に、向かい側の意地の悪そうな女に遮られた...