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1387話

ジョンの笑顔はずっと消えることはなかった。ポケットからタバコを取り出した。さっきの一本もこのパックから出したものだ。もう一本を口にくわえ、火をつけて一気に深く吸い込んだ。今度は咳き込むことなく、残りのパックをまるごと私の手に置いた。

「待ってるよ」

どうやって車を運転して戻ってきたのか、どうやってこの酒場に来たのか、覚えていない。ただ機械的にグラスを持ち上げ、酒を飲み、また持ち上げ、また飲む。

この酒場は非常にうるさく、鼓膜が震えるほどの騒音だ。

だが私にはまるで聞こえていないようなものだった。

許源が隣にいて、同じように酒を飲んでいる。

彼はまるで白紙のように純粋な人間で、何も分からず、何も...