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1384話

「くそ、自分は以前この視点の問題を利用して、病院で白おばさんをいじめていたというのに。今になって中の様子が全く見えないなんて、これが一番辛いことだ」

私は自分の愚かさを心の中で呪った。

病室の前で落ち着かない様子で首を伸ばしていると、突然ドアが開き、鼻に直撃した。痛みで頭がクラクラする。

「ちょっと、もう少し優しく開けられないの？」

私は思わず文句を言った。この許源というやつはドアを開ける力が強すぎる。鼻が潰れるところだった。

「ドアの前に立ってるお前が悪いだろ」

許源の言葉に私は生きた心地がしなかった。

「まあまあ、焦るなよ。中に入って見てきなよ。それと、食事をおごってくれるの...