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1355話

ジョンは素早く到着し、私の向かい側に座ると笑顔で私を見つめた。「元気そうだね。今回の我々の協力、これからのことがすべて上手くいくといいな」

ジョンはそう言いながらも、相変わらず見ているだけで不愉快になる顔をしていた。平手打ちをかましてやりたい衝動に駆られる。

私が彼を呼んだ本当の意図を率直に伝えると、彼の表情はほとんど変わらなかった。まるで私がこの質問をすることをすでに知っていたかのようだった。

「なぜあんなものを作る?金儲けがしたいなら、他の方法はいくらでもあるだろう。お前たちの手段の中からどれか一つか二つ選べば、すぐに大金を集められるはずだ」

私は目を細め、彼をじっと見つめながら返...