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1314話

「食べ物をあげないと私がケチだと言い、あげると食べられないとか、本当に気まぐれな女の子だな」

「お兄ちゃんって呼んで」

私はダイダイの耳に噛み付き、耳の穴を舐めた。彼女は身体を縮こませ、必死に逃げようとする。

「くすぐったい、くすぐったすぎる、お兄ちゃん、舐めないで、やめてよ、あなたの舌、くすぐったすぎる、うぅぅ、もう言うこと聞かないんだから、離れて、離れてよ!」

小さな彼女は追い詰められ、私の胸を必死に押して、離れさせようとする。

「欲しいと言ったのもあなたで、与えたらまた要らないって、一体どうしたいの、私を苦しめたいの?」

せっかく高まってきた気分が、彼女のこの拒みながらも誘うような態度で...