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1200話

「下着は薄手です」

手を伸ばして軽く押してみると、柔らかな肉が深く凹み、私の指を飲み込んでしまった!

「王昊!」

「ん、リラックスさせてあげるよ、マッサージだよ。緊張しないで、力を抜いて」

ずっと前に、白叔母さんに教わって数日間だけ習得したマッサージ技術。今はほとんど忘れてしまったけれど、大体のツボの位置はまだ覚えている。私の指は程雪莉の柔らかさを囲むように何度か力強く回し、重心を胸元に維持しながら、ゆっくりと揉み始めた。

心配事があると眠れないというが、私は程雪莉が私のベッドで他のことを考えるなんて許せない。

「マッサージ?」

確か、前にもしてあげたはずだ。

「ん、覚えてない?」

「覚えてる...