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1121話

「うっ、だめ、監視カメラがあるわ!」

案の定、婉兒さんはすぐに身体を震わせ始めた。両手は思わず私の腰に回り、強く引き寄せながらも、口では拒絶の言葉を紡ぎ、止めるよう懇願している。

「小悪魔め、口では嫌だと言いながら、身体は正直だな。ほら、ここまで硬くなってる」

彼女は黒いジャケットを羽織り、中はピンク色のワンピース、脚には肌色のストッキング。この季節、この装いは最も男性の視線を引きつける。あの細く長い脚と、時折光を反射するストッキングは、まさに究極の悦びだ。

「そんなことないわ、見ないで!」

婉兒さんは俯き、一目見ただけでワンピースのバストラインを押し上げている小さな突起に気づいた。あ...