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550話

馬聡の顔は今、見るも無残なほど青ざめていた。

彼はこの爆発事件のために、これほど長い間準備してきたのだ！魔都のような国際都市で、危険物の管理がどれほど厳しいか、言うまでもない！

彼は様々な手段を講じてやっと爆弾を持ち込むことができた。

そして高額な金を払って瓜瓜ビルの警備副隊長を買収し、ようやくすべてを手配したのだ。

彼の目的はただ一つ、瓜瓜を万劫の淵に突き落とすこと！

それなのに「死者が出なかった」だと？

彼は手下に向かって怒鳴った。「お前は全て上手くいったって言ったじゃないか！これはどういうことだ！」

手下は額に大粒の汗を浮かべながら答えた。「馬社長、私たちの爆...