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478話

空気が一瞬で凍りついたかのようだった。

この応接室で、劉彬はソファに座り、夏雨晴は彼の前に立って身を屈めていた。そのため、避けようもなく、彼女の胸元の驚くべき曲線が、劉彬の目の前に余すところなく晒されていた……

なんてこった!

劉彬は全身がビクッと震え、背筋が凍るような感覚に襲われた。

一方の夏雨晴は、表情を変えることなく、ただ劉彬の目をじっと見つめ、ゆっくりと視線を劉彬の不埒な手へと移した……いつもにこやかなこの美女の笑みが、今は少し不気味なものに変わっていた。

「柔らかい?」

「柔らか……」

「大きい?」

「大きい……」

「弾力ある?」

「ある!」

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