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265話

「九大戦体ってなんだろう？」

リュウ・ビンは食べながら老方と会話を交わしていた。

「ふふ、今のところ知る必要はないよ。水藍星では、九転妖鳳体が一人出たことだけでも天の恵みだ。二人目なんて出るはずがない！」

「葉婉児も天才なの？」

リュウ・ビンは少し驚いた様子だった。

「もちろんさ。彼女は九大戦体の一つではないが、確かに千年に一人の武道の天才と言える。骨格が驚異的で、悟性も並外れている……」

「はいはいわかった！じゃあ穆剣青は？あんなに弱いなら、なぜあんなに持ち上げられるんだ？」

リュウ・ビンは理解に苦しんでいた。

「ふふ、彼も武道の才はあるが、百年に一人の天才程度で伸び代が少な...